暗号資産を送った先のアドレスだけが手元に残って、その先が分からない。詐欺やハッキングでこの状況に置かれた人は少なくありません。その一方で、自分や他人のウォレットがどう動いているかを、純粋に分析の目的で追いかけたい人もいます。

最初に押さえておきたいのは、ブロックチェーン上の送金は誰でも追えるという事実と、追えることと取り戻せることは別だという現実です。この2つを取り違えると「追跡できるなら回収もできるはず」と思い込み、高額な契約に走って二次被害に遭いやすくなります。

そして今まさに被害に直面しているなら、ツール選びより先にやることがあります。警察相談専用電話「#9110」、消費者ホットライン「188」、そして金融庁の相談窓口です。本記事では公的窓口を最上位の相談先に置いたうえで、目的別に使える追跡ツールと、自力で限界が来たときに頼れる国内の調査会社を整理していきます。

読者の目的は、おおむね3つに分かれます。無料で自分の手で追いたい人、投資や分析のためにオンチェーンの動きを見たい人、詐欺や流出の被害資金を追って取り戻したい人。自分がどれに近いかを意識しながら読み進めてください。

ウォレットアドレス追跡とは|何がどこまで分かるのか

ウォレットアドレスの追跡とは、ブロックチェーンに公開されている取引記録をたどって、資金がどのアドレスへ動いたかを可視化する作業を指します。ここで「何が分かって、何が分からないのか」を先に切り分けておくと、後のツール選びも調査依頼の判断もぶれません。

ブロックチェーンは公開台帳。アドレスと取引は誰でも見られる

ビットコインやイーサリアムのようなパブリックチェーンでは、すべての取引が公開台帳に記録され、誰でも閲覧できます。送信元アドレス、送信先アドレス、数量、日時、手数料までが残り、ブラウザのエクスプローラーにアドレスを貼り付けるだけで、その口座の入出金の履歴を追えます。

注意したいのは、この公開性は「匿名」ではなく「仮名」だという点です。アドレスそのものに氏名はひも付いていませんが、取引の連なりは消えずに残り続けます。だからこそ、アドレスは資金の流れを追う入口になります。一度どこかの取引所やサービスで本人確認を通っていれば、そのアドレスと現実の人物がつながる可能性も生まれます。

自力で追える範囲と限界

公開台帳が見えるといっても、個人が自力で追える範囲には限界があります。資金がミキサー(取引を混ぜて出所を分かりにくくするサービス)を通ったり、別チェーンへ渡すブリッジを経由したり、海外の取引所のウォレットへ流れ込んだりすると、その先は台帳をたどるだけでは追いきれません。

さらに大事なのは、追跡できることと回収できることは別物だという事実です。送金先のアドレスを突き止めても、それを管理している人物の氏名や住所を、被害者が自分で特定する手段はありません。資金が取引所に滞留していると分かっても、口座を凍結させたり顧客情報を開示させたりするには、警察の捜査や弁護士を通した法的手続きが要ります。追跡はあくまで事実を証明する手段であって、それ単体ではお金は戻ってきません。この線引きを最初に理解しておくことが、無用な出費と落胆を避ける第一歩になります。

目的で選ぶ|あなたはどのタイプか

追跡ツールは数多くありますが、目的が違えば最適な選択も変わります。むやみに高機能なものを選ぶより、自分のタイプに合った入口から始めるほうが早く目的に届きます。次の3タイプのどれに近いか、最初に判定してみてください。

  • 無料エクスプローラー型:特定のアドレスの残高や取引履歴を、とにかく自分の目で確かめたい人。Etherscanなどの無料ツールが入口になります。
  • オンチェーン分析型:資金の流れを図で見たい、ラベル付きのアドレスから資金の動きを読み解きたい人。投資判断やリサーチが目的なら、可視化に強いツールが向きます。
  • 被害の資金追跡型:詐欺や流出で資産を失い、送金先を追って取り戻したい人。無料ツールで当たりを付けつつ、自力で限界が来たら国内の調査会社や弁護士、公的窓口へ進む流れになります。

ここから先は、まず無料で自分の手で追える海外ツールを比較表で整理し、そのうえで被害の資金追跡を専門に扱う国内の調査会社を紹介していきます。

【無料】自分で追える追跡ツール・アプリ

自分のアドレスや、送金先になった相手のアドレスを追うだけなら、無料のツールでもかなりのことが分かります。ここで挙げるのはいずれも海外発のサービスで、日本語の問い合わせ窓口は用意されていません。操作画面も基本は英語です。日本語マニュアルの有無や対応チェーンに違いがあるので、用途で選んでください。順位ではなく「どんな人向けか」で見ていきます。

ツール名

対応チェーン

主な用途

料金

日本語対応

公式URL

Etherscan

イーサリアム系(EVM)

アドレスの残高・取引履歴の確認、CSV出力

無料

UI英語・窓口なし

https://etherscan.io

Blockchair

BTC・ETHなど40チェーン超

複数チェーンを横断して検索

無料(一部有料)

UI英語・窓口なし

https://blockchair.com

DeBank

EVM系を中心に多数

アドレスのDeFi資産と動きを一覧

無料

UI英語・窓口なし

https://debank.com

Arkham

BTC・ETHなど主要

取引をネットワーク図で可視化

無料枠あり

UI英語・窓口なし

https://arkm.com

Nansen

ETHなど主要

ラベル付きアドレスで資金の動きを追う

無料枠あり(主要機能は有料)

UI英語・窓口なし

https://www.nansen.ai

Bubblemaps

ETH・Solanaなど

保有の分布とウォレット同士の関係をバブル図で表示

無料枠あり

UI英語・窓口なし

https://bubblemaps.io

MetaSleuth

BTC・ETHなど主要

盗難資金の追跡に特化した可視化

無料枠あり

公式に日本語マニュアルあり(UIは英語)

https://metasleuth.io

ざっくり用途で振り分けると、こうなります。手元のアドレスの中身を見たいだけならEtherscan、扱うチェーンが複数にまたがるならBlockchair。DeFiでの資産の動きを追うならDeBank、資金の流れを図として俯瞰したいならArkhamやBubblemapsが見やすいでしょう。ラベル情報を手がかりに動きを読むならNansen、盗難資金を追う目的に最も近いのはMetaSleuthです。MetaSleuthは日本語のマニュアルが用意されているぶん、被害追跡の入口としては手を付けやすいほうだと思います。

どのツールも、アドレスを貼り付けて流れを「見る」ところまでは無料でできます。ただ、相手がミキサーや海外取引所を経由した時点で、個人の手では追跡が途切れます。そこから先は、専門の体制が必要になります。

自力では限界|詐欺・流出被害は資金追跡の専門会社へ

無料ツールである程度まで追えても、「最終的にどこへ流れ着いたか」「それをどう証拠化して警察や弁護士に渡すか」となると、個人の手には負えません。ここからは、資金追跡を専門に扱う調査会社の役割と、依頼先を見極める基準、そして国内で個人が相談できる会社を順に見ていきます。

専門の調査会社にできること

暗号資産の調査会社(フォレンジック企業)が担うのは、ブロックチェーン上の事実を解明し、証拠として使える形に整える作業です。主に次のことに対応します。

  • 資金のオンチェーン・トレース:流出したアドレスから、資金がどの経路をたどり、最終的にどの取引所に滞留したか、あるいは現金化されたかを追います。
  • 証拠保全とレポート作成:追跡で得たデータを、警察への被害届や弁護士の手続きで使える分析報告書にまとめます。
  • 取引所への凍結要請の技術支援:送金先が判明したとき、該当する取引所に流出を通知し、口座の取引制限を促すための証拠データを提供します。

ここで線を引いておきたいのは、調査会社ができるのは「事実の解明」までだという点です。犯人の身元を特定したり、相手と返金交渉をしたり、資産を差し押さえたりする権限は調査会社にはありません。返金の交渉や法的な回収は弁護士、刑事事件としての捜査は警察の役割です。調査会社はその両者に「客観的な証拠」を渡す存在だと考えてください。この役割分担は、別記事「仮想通貨詐欺の調査会社とは」でも詳しく整理しています。

失敗しない調査会社の選び方

依頼先選びでつまずくと、被害の上にさらに損失が乗ります。料金体系や会社の実態を、契約前に必ず確認してください。チェックすべきは次の点です。

  • 「必ず取り戻せる」と断定していないか:国民生活センターや金融庁が繰り返し警告しているとおり、「100%返金」「必ず回収」をうたう業者は危険サインです。回収を確約することは、本来できません。
  • 公的窓口を軽視していないか:警察や188への相談をいらないものとして扱う業者は信用できません。
  • 弁護士でないのに返金交渉を請け負っていないか:弁護士資格のない会社が報酬を得て返金交渉を代行することは、弁護士法第72条が禁じる非弁行為に当たる疑いがあります。「自分たちが相手と交渉して取り戻す」という説明には注意が必要です。
  • 料金の内訳が明示されているか:暗号資産の被害調査では、一次調査は無料で、二次調査は「被害額の数%〜」という成功報酬に連動した体系が多く見られます。成功報酬そのものが悪いわけではありませんが、前払いの着手金の有無、追加費用が出る条件、レポート作成費が含まれるかまで、書面で確認しておくべきです。
  • 会社の実態が確認できるか:法人登記、運営会社の所在地、特定商取引法に基づく表記、探偵業の届出があるかどうか。これらが各社のサイトで確認できるかを見ます。届出番号などが見当たらない場合は、問い合わせの段階で直接たずねてください。

この5点に透明に答えられる会社であれば、技術的なパートナーとして検討する余地があります。逆に、どれか一つでもごまかすような対応があれば、その時点で立ち止まったほうが安全です。

個人が相談できる国内の調査会社

ここでは、個人からの相談を受け付けている国内の調査会社を紹介します。いずれも資金追跡や証拠化を担う会社であり、返金交渉そのものは弁護士や公的窓口の役割になる点は共通です。料金や対応内容は各社の公式サイトの記載(記載時点)にもとづいています。実際の費用は被害の状況で変わるため、相談時に必ず見積もりを確認してください。

会社名

運営会社

連絡手段

一次調査

費用の目安(各社サイト記載)

所在地

公式URL

サイバーガード

サイバーガード株式会社

LINE・電話

無料(最短5分で可能性を通知)

二次調査は要問い合わせ

東京都台東区上野6-1-6 御徒町グリーンハイツ1005

https://cyber-guard.co.jp

Block Trace Japan

Block Trace Japan株式会社

LINE・フォーム

無料(初回相談+TXID一次分析)

二次調査は要問い合わせ

東京都中央区新川1-7-1 日本橋茅場町オフィス3F

https://blocktracejapan.co.jp

Crypto Lab Insight

Crypto Lab Insight株式会社

LINE・電話

無料

二次調査は被害額の2%〜

東京都台東区三筋2-20-6 TRUST Shin-okachimachi 801

https://crypto-lab.co.jp

OMGサービス

OMGサービス合同会社

LINE・電話

無料

二次調査は被害額の2%〜

東京都千代田区神田淡路町1-9-5 天翔オフィス御茶ノ水6F

https://omg-service.co.jp

仮想通貨被害者支援機構(RETICE)

株式会社RETICE

LINE・電話・フォーム

無料

二次調査は被害額の2%〜

茨城県取手市戸頭9-21-32(登記上の本店)

https://reticeresearch.com

千羽リサーチ

千羽ホールディングス株式会社

LINE

無料

二次調査は見積もり提示

東京都中央区湊1-12-10 アズ八丁堀ビルディング7F

https://sb-research.ne.jp

ここからは、各社を個別に見ていきます。

サイバーガード|サイバーガード株式会社

サイバーガード株式会社は、東京都台東区上野6-1-6(御徒町グリーンハイツ1005号)に拠点を置く調査会社です。仮想通貨に限らず、FXや株式投資、マルチ商法など幅広い詐欺の被害相談を受け付けています。窓口はLINEと電話で、24時間365日の相談に対応。一次調査は無料で、最短5分で返金の可能性を通知すると案内しています。まずは気軽に状況を見てもらいたい、という入口の入りやすさを重視する人に向きます。二次調査以降の費用は、問い合わせの段階で確認してください。

公式サイト:https://cyber-guard.co.jp

Block Trace Japan|Block Trace Japan株式会社

Block Trace Japan株式会社は、東京都中央区新川1-7-1(日本橋茅場町オフィス3F)に拠点を置き、被害者救済に特化した体制を打ち出す調査会社です。PR TIMESや日本経済新聞、東京新聞などにプレスリリースが取り上げられ、対外的な露出が多いのが特徴です。BTC・ETH・BNB・Polygon・TRONといった複数チェーンの横断解析に対応し、海外取引所への凍結要請や、警察・弁護士へ提出する報告書の作成までを一貫して扱います。初回相談とTXIDの一次分析は無料で、全国対応・匿名での相談が可能です。調査で終わらせず、法的手続きへの橋渡しまで見据えたい人に合います。

公式サイト:https://blocktracejapan.co.jp

Crypto Lab Insight|Crypto Lab Insight株式会社

Crypto Lab Insight株式会社は、東京都台東区三筋2-20-6(TRUST Shin-okachimachi 801)に拠点を置き、資金追跡とあわせてデジタル証拠の保全に対応しています。被害額や年代、解決内容を含む調査事例を公式サイトで公開しているので、依頼前にどんな案件を扱ってきたかを確認しやすいのが利点です。窓口はLINEと電話。一次調査は無料で、二次調査は被害額の2%からと料金の目安を明示しています(記載時点)。実績の中身を見てから判断したい人に向きます。

公式サイト:https://crypto-lab.co.jp

OMGサービス|OMGサービス合同会社

OMGサービス合同会社は、東京都千代田区神田淡路町1-9-5(天翔オフィス御茶ノ水6F)に拠点を置く調査会社です。過去の被害事例から集めた独自の詐欺業者データベースを使った調査と、証拠の収集を掲げています。窓口はLINEと電話。一次調査は無料で、二次調査は被害額の2%からです(記載時点)。返金の交渉そのものは弁護士や公的窓口の役割になるので、調査で得た証拠を次の手続きへどうつなぐかは、相談時に確認しておくと安心です。

公式サイト:https://omg-service.co.jp

仮想通貨被害者支援機構(RETICE)|株式会社RETICE

株式会社RETICE(登記上の本店は茨城県取手市戸頭9-21-32)が運営する「仮想通貨被害者支援機構」は、ブロックチェーン解析や取引履歴の追跡に特化した調査体制を案内しています。窓口はLINE・電話・メールフォーム。一次調査は完全無料で、二次調査は被害額の2%からです(記載時点)。仮想通貨詐欺やロマンス詐欺の被害追跡を主な対象としています。

公式サイト:https://reticeresearch.com

千羽リサーチ|千羽ホールディングス株式会社

千羽ホールディングス株式会社(東京都中央区湊1-12-10 アズ八丁堀ビルディング7F)が運営する千羽リサーチは、取引履歴や送金先アドレスの解析から、詐欺業者の身元や資金の流れの特定、そして被害証明書類の作成まで対応すると案内しています。窓口はLINEで、相談と一次調査は無料。二次調査は見積もりを提示する形です。警察や弁護士への提出を見据えて、被害を書類の形に整えたい人に向きます。

公式サイト:https://sb-research.ne.jp

いずれの会社も、相談と一次調査は無料で始められます。ただ、二次調査以降に成功報酬や%連動の費用が発生する点は共通しているので、前述のチェックリストに沿って、料金の内訳と、弁護士・警察との連携体制を必ず確認してください。

追跡の前に|被害時の初動と公的窓口

ツールや調査会社の話をしてきましたが、被害に気づいた直後に最優先でやるべきは、証拠の保全と公的窓口への相談です。順番を間違えると、取り返しのつかない損失につながります。

被害に気づいたら、まず手元のデータを残してください。取引所の取引履歴、送金先アドレス、トランザクションを特定するハッシュ(TxID)、相手とのやり取りの画面。これらは相手がアカウントを消すと二度と手に入らないことが多いので、問い詰めるより先にスクリーンショットとデータの保存を済ませます。

そのうえで、次の窓口へ相談します。

  • 警察相談専用電話「#9110」:詐欺などのトラブルを相談する全国共通のダイヤルです。緊急の事件なら110。被害届の提出や捜査の起点になります。
  • 消費者ホットライン「188」:局番なしでかけられ、最寄りの消費生活センターにつながります。過去の事例をもとに、具体的な対処法を相談できます。
  • 金融庁 金融サービス利用者相談室(0570-016811):暗号資産交換業者の登録の有無や、不審な勧誘に関する情報提供を受け付けています。
  • 利用した取引所:不正な送金に気づいたら、利用中の取引所にもすぐ連絡します。

ここで強く伝えておきたいのは、「必ず取り戻せる」と甘い言葉で集客する業者に、公的窓口を飛ばして単独で高額な費用を払うのは避けるということです。詐欺の被害者を狙った二次被害は深刻で、調査を頼んだはずがさらにお金を取られる事例が後を絶ちません。法的な回収の権限を持つのは弁護士や警察であって、調査会社はその手前で証拠を整える役割だという順序を、もう一度思い出してください。弁護士への相談を考える段階に来たら、別記事「仮想通貨詐欺に強い弁護士への相談」もあわせて参考にしてください。

まとめ|無料で全部は追えない。限界を感じたら公的窓口と専門家へ

ウォレットアドレスの追跡は、無料のツールでもかなりのところまで「見る」ことができます。ただ、相手がミキサーや海外取引所を経由した時点で、個人の手では追跡が途切れます。そして追えたとしても、それだけでお金が戻るわけではありません。回収には、警察の捜査や弁護士の法的手続きが欠かせません。

被害に直面しているなら、順序はシンプルです。手元の証拠を保全し、消費者ホットライン「188」や警察「#9110」へ最優先で相談する。そのうえで返金や凍結を検討するなら、暗号資産に強い弁護士へ。資金追跡の詳しいレポートが必要だと判断されたら、国内の調査会社を検討する。この順番を守ることが、二次被害を防ぎ、回収の可能性を最大化する一番の近道です。

一人で抱え込まず、まずは信頼できる窓口にアクセスしてください。当サイトでは、資金追跡から法的手続きまでの流れや、相談先の選び方を客観的な視点で紹介しています。被害相談の窓口や関連記事も、落ち着いて次の一手を選ぶための材料として役立ててください。

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FAQ|ウォレットアドレスの追跡でよくある質問

Q. 無料のツールで完全に追えますか?

A. 残高や取引履歴を「見る」ところまでは無料ツールで可能です。ただ、ミキサーやブリッジ、海外取引所を経由すると個人の手では追跡が途切れます。最終的な流れ着き先の特定や証拠化には、専門の体制が必要になります。

Q. 海外の取引所に送られた資金は追えますか?

A. 台帳上の移動経路は追えますが、その取引所に口座の凍結や顧客情報の開示を求めるには、警察の捜査協力や弁護士を通した法的手続きが要ります。追跡できることと、回収できることは別だと考えてください。

Q. 調査会社の費用相場はどれくらいですか?

A. 多くの国内の会社が、相談と一次調査を無料にしています。二次調査は「被害額の2%〜」という成功報酬に連動した体系が目立ちます(各社サイトの記載・記載時点)。前払いの着手金の有無や追加費用の条件は、契約前に書面で確認してください。

Q. 警察と調査会社、どちらに先に相談すべきですか?

A. 公的窓口が先です。警察「#9110」や消費者ホットライン「188」への相談が、すべての法的手続きの土台になります。調査会社への依頼は、警察や弁護士から「詳しい解析レポートがあれば手続きを進めやすい」と判断された段階で検討するのが安全な順序です。