
Animoca Brandsは630社以上のポートフォリオ企業を持ち、The Sandbox、STEPN、Axie Infinityなどへの投資で知られる。2020年にオーストラリア証券取引所から上場廃止になって以来、非公開企業として事業を拡大してきたが、2026年現在、Currenc Groupとの逆合併によるNASDAQ上場に向けた手続きを進めている。
ポートフォリオは630社を超え、そのうち約230社がゲーム関連だが、近年はAI・DePIN(分散型物理インフラ)・DeFi(分散型金融)・ステーブルコインへと投資領域を急速に拡大している。「世界初の上場分散型デジタル資産コングロマリット」を目指すとYat Siu(蕭逸)氏は語った。
「人間はAIエージェントの実験台だった」

Animoca Brandsの共同創業者でエグゼクティブチェアマンを務めるSiu氏は、ブロックチェーンのこれまでをこう総括した。
「私たち人間は、AIエージェントのための実験台だったんです」。
Siu氏の主張の核心はこうだ。ブロックチェーンが産業として動き始めてからの歴史——ステーブルコイン、セキュリティトークン、ゼロ知識証明——は、人間が自分たちのために作ったつもりのインフラだが、実はAIエージェントのための概念実証だった。そして今、そのインフラが完成に近づいた瞬間に、本当のユーザーであるAIエージェントが現れ始めた。



